損害の項目について(概論)
損害の項目は、以下のように分類するのが一般的です(正確には、当該事故により、そのような損害が発生することが社会通念上相当とされる「相当因果関係の範囲」を項目ごとに捉えると、以下のよう分類することができます)。
人身損害
被害者の生命、身体を侵害したことにより発生する損害のことで、3つに分けて整理するのが通例です。
積極損害(葬儀費・治療費・入院費・通院費など)
第一次的に被害者が支出するという意味で、「積極損害」といいますが、「領収書の出るお金」と考えれば、他の項目との違いが分かりやすいでしょう。
消極損害(休業損害・死亡による逸失利益・後遺症による逸失利益)
事故に遭わなければ得られたはずなのに事故に遭ったために得られなかったという意味で、「消極損害」といいます。
慰謝料(死亡慰謝料・傷害慰謝料・後遺症慰謝料)
事故による死亡・傷害により受けた精神的苦痛、後遺症が残ったことにより受けた精神的苦痛を癒すためのものです。
物的損害(修理費・代車料など)
事故により自動車が破損したため修理費がかかった、修理中、別の自動車を使った場合など、自動車が破損したことにより生じる損害のことです。
以下、損害の項目別にやや詳しく書きますが、自動車事故により発生する損害はこれに尽きるものではありませんし、基準とされる金額も一応の目安に過ぎず、絶対的な数字ではないという認識が必要です。.gif)
