2016.06.03更新

法定後見には、後見、保佐、補助の3つの類型があることは昨日のとおりです。

後見状態にある人を保護する人を後見人、保佐状態にある人を保護する人を保佐人、補助状態にある人を保護する人を補助人といいます。

後見、保佐、補助の違いは本人の精神障害の程度ですから、保護する人の権限にも違いがあります。

後見状態にある人は判断能力がまったくないのですから、保護する人(後見人)の権限は広くなります。

保佐状態にある人、補助状態にある人は判断能力が著しく不十分、または不十分な人ですから、保護する人(保佐人、補助人)の権限は後見人に比べれば狭くなります。

このように、後見、保佐、補助の違いは本人の精神障害の程度であることと、その程度に応じて保護者の権限が異なるという対応関係にあることが重要です。

投稿者: 本山健法律事務所