2016.06.06更新

成年後見制度には法定後見制度と任意後見制度の2種類があること、法定後見制度には後見、保佐、補助の3つの類型があることは既に書いたとおりです。

では、任意後見制度とはどのようなものなのでしょうか。

法定後見制度との大きな違いは、任意後見制度は本人がまだ正常な状態にあるときに、自分が将来、判断能力が低下した場合に自分を保護してくれる人を選任してもらうための準備をしておく制度、という点にあります。

公正証書を作成して任意後見人を定めることや、家庭裁判所が任意後見監督人を選任したときに任意後見契約が有効となるなど、法定後見とは違った特徴があります。

以上が成年後見制度のあらましです。

次回からは、最も取り扱いの多い後見を例に取り、実務的なお話をしたいと思います。

投稿者: 本山健法律事務所