2008.02.29更新

 こんにちは。今日は2月29日、4年に1度しかない日ですね。閏年はオリンピックの年ですから、何となく、もうすぐオリンピックがあるのだという実感がわいてくるような感じがします。

 さて、前々回に、8月までに事務所を移転します、ということを申し上げました。今回は、その後の進行状況を書いてみたいと思います。

 ちょうど1週間前に、コンサルタントさんから紹介された不動産業者さんより、数十はあるだろうという物件情報をもらい、週末を利用して、気になる物件は 現地に足を運んで外からビルを見たりしました。 その中から、4つの物件について、実際に部屋の中に入れてもらい、内覧しました。2つは銀座、もう2つは 新富町と築地です。
 いいなと思ったのは、銀座の2つの物件でした。2つとも今のビルとは比べものにならないくらい重厚で立派なのですが、家賃がとても高いです。

 家賃の点は別にしても、2つの物件の1つはセキュリティに優れていますが、少々広さが足りず、もう1つは広さは十分なのですが、セキュリティにやや難点があるといった具合に、一長一短で、決めかねています。

 そもそも完璧な物件などないのでしょうから、何を優先し、何を譲歩できるかという割り切りが大切なのでしょう。

 十分なリサーチのもと、最後は自分の直感を信じて決めようと思います。

投稿者: 本山健法律事務所

2008.02.22更新



 こんばんは。なかなか仕事が終わらずに、更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
 今回は、17日に行われました東京マラソンのことを書きたいと思います。

 写真は、佃大橋を走る市民ランナーの方々を撮ったものです(万が一にもご迷惑のないようにぼかしたため、不鮮明になってしまいました)。
 東京マラソンは昨年から開催されておりますが、35キロ以降が難所と言われています。とりわけ、佃大橋は急な上り坂があり、話題に取り上げられることが多くなりました。

 今年は天候もよく、トップの選手が通過する前から、佃大橋の沿道で観戦していました。五輪を目指すトップグループが通過してしばらくすると、市民ラン ナーが続々と佃大橋を走っていきました。30キロ以上走ってきているのに、皆さんとてもお元気でした。なかには、立ち止まってしまいそうな方もいました が、沿道の誰彼を問わず、「頑張れ」と声を掛けていました。

 走っている人も、観戦している人も、普段は、知らない人同士ですが、不思議な連帯感を感じることができましたし、そのような中にいただけで、エネルギーをもらうことができました。

 また、東国原宮崎県知事や鈴木宗男衆議院議員、その他タレントの方など、有名人も見ました。東国原知事はずっと手を振っていて、それだけでも疲れそうなのに、完走するなんてすごいと思いました。

 全体の完走率も97%くらいとのこととですから、ほとんどの人は完走しているということなので、脱帽するほかありません。
 自分が参加するのは無理と思いますが、見るだけでもとても楽しい東京マラソンでした。

投稿者: 本山健法律事務所

2008.02.15更新

こんにちは。新聞などでご存知の方も多いと思いますが、前回のブログに書いた日弁連会長選挙は、予想どおり、現執行部継承派が勝利しました。ただ、反対派も善戦して、相当の批判票を集めました。私が弁護士になってからの会長選では、もっとも僅差だったと思います。
 当選した次期会長には、明確な理念をもって、今後の2年間の舵取りに当たってもらいたいと思います。

さて、このホームページをオープンしたのは昨年の7月末でしたので、まだ半年ほどなのですが、当事務所は開設して既に4年半余りになります。当事務所は 15坪ほどの小さな事務所で、無駄なスペースはないのですが、今後の拡張可能性などを考えた場合、もう少し広いスペースが欲しいと考えていました。
 また、ご相談にいらっしゃる方にも、恥ずかしくないだけの構えにしたいという思いもありました。
 いろいろと考えた結果、本年の8月を目安に移転することを決めました。

 移転といっても、場所(エリア)が大きく変わることは多分ないと思います。まだ何も決まっていませんが、独立の時にお世話になったコンサルタントさんと相談しながら、移転準備を進めていきたいと思います。

 進展がありましたら、この場でご報告致します。

 今よりも、より一層良質なリーガルサービスが提供できますよう、頑張っていきたいと思います。

投稿者: 本山健法律事務所

2008.02.08更新

 こんにちは。本日は、以前ご紹介した日弁連会長選挙の投票日でした。私はお昼過ぎに投票してきました。
 今回は現執行部継承派と、反対派の2名が立候補しています。
 私は、これまで現執行部継承派に一票を投じてきましたが、今回、悩んだあげく、初めて反対派に投票しました。
 現執行部に対する明確な批判を現すためです。

 反対派の人には共感できない面も多いのですが、今回は、現執行部の路線、すなわち、弁護士増員を推進するという態度が誤りであったことが明確になったことと、これまでの会長経験者の不祥事から、支持できませんでした。

 まだ、結果は明らかになっていないようです。おそらく明日の新聞で確認することになるのでしょう。

 ただ、そうはいっても、おそらく、現執行部継承派が勝つのでは、と思います。その場合、反対派がどのくらいの票を集めたかが重要でしょう。反対派がかな りの票を集めたとなれば、現執行部継承派が新たに会長になっても、批判票を無視することはできず、難しい舵取りを迫られることになるでしょう。

 トップに立つ人には、明確な理念と、それを実行できる力量が求められます。日本全国の弁護士のトップに相応しい人に会長になって欲しいものです。

投稿者: 本山健法律事務所

2008.02.01更新

 こんにちは。以下は、最新トピックスに掲載する予定だったのですが、最新トピックスの更新がうまくいかず、取り急ぎ、このブログに掲載することにします。労働分野でとてもホットなテーマです。

 今週、東京地裁で、マクドナルドの店長は管理職には当たらないとして、マクドナルドに2年間分の残業代を支払うように命じた裁判がありました。コンテンツの中にも簡単には触れているのですが、裁判例を含めて、この点を整理してみます。

 事案とすると、労働者側が会社へ残業代を請求したのに対し、会社側が「管理職だから残業代を支払う義務はない」として争うケースが典型的です。労働基準 法は、法定労働時間を超えて労働をさせた場合には、割増賃金(残業代)の支払を義務づけていますが、他方、「事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の地 位にある者」(管理監督者)については、割増賃金の支払を義務づけた規定の適用が除外されています。
 つまり、管理監督者に当たれば、残業代を支払わなくても違法ではない、ということになります。

 私の手元にある文献やデータベースから主な裁判例をピックアップしてみます。
(管理監督者に当たるとしたもの)
① 医療法人の人事第二課長として看護婦の募集業務に従事していた労働者
② 旅行など会員制クラブ運営会社の総務、経理、人事、財務各部門の責任者である総務局次長

(管理監督者に当たらないとしたもの)
③ 銀行の支店長代理
④ 会社の課長
⑤ 広告会社のアートディレクター
⑥ ファミリーレストランの店長
⑦ 会社の本社主任及び工場課長
⑧ 会社経営の喫茶店に1人で勤務の労働者
⑨ タクシー会社営業センターの係長級職員
⑩ 国民生活金融公庫の業務役
⑪ カラオケ店店長
⑫ 学習塾の営業課長
⑬ ホテルの料理長

 裁判例の傾向からすると、管理監督者に当たらないとしたものが大勢といえます。

 行政通達もありますが、裁判例からすると、審理のポイントは次の点と指摘されています(山口幸雄ほか編「労働事件審理ノート」(改訂版)122ページ(判例タイムズ社)。この文献は東京地裁労働部の裁判官が執筆しています。
○管理職手当ないし役職手当等の特別手当が支給されているか。手当と時間外労働の時間との関連があるか。
○出退勤についての規制の有無、その程度
○職務内容がある部門全体の統括的な立場にあるか。
○部下に対する労務管理上の決定等について、一定の裁量権を有しているか。部下に対する人事考課、機密事項に接しているか。

 ただし、管理監督者に当たらないとしても、実際にこれだけの時間残業したという、実労働時間の立証責任は第一次的に労働者側にあり、また、賃金(残業代 を含む)は2年間請求しないことで時効にかかると定められているので、請求が認められるのは2年間分に限られるのが通常です。

投稿者: 本山健法律事務所